紺屋仁 本建て正藍染めxPUENTE

PUENTEの藍染めは紺屋仁による本建て正藍染めです。

本建て正藍染めは、色が少しずつのっていきます。最初の淡い藍の色の美しさ。

ムラなく染めるために全体にくまなく藍の粉体を揉みこむ作業は、作品に対する愛情があるからこそできること。
紺屋仁が愛を込めて藍の栽培をし、すくもを作り、藍甕を見守り、藍を染めてくれていることに感謝します。

ホワイトのアルパカを甕に入れて藍の粉体を丁寧に甕の中で揉みこんでいる様子と、水に入れた瞬間にうっすら藍がのる様をご覧ください。

撮影:木多伸明

■三重県の紺屋仁による本建て正藍染め

土作りから始まる無農薬による藍栽培も行い、染め上げるまで一貫して行っています。

水を打ち発酵させた原料のすくもと、堅木の木灰からとった灰汁だけで染め液を作っています。また、維持管理には貝灰と麩(ふすま)灰汁のみを使用します。室町時代から続く日本古来の藍染です。

色彩に合わせて6回から濃いものは10回以上の染めを重ねることもあり、洗い、天日干しを繰り返ししっかり染めることで色落ちを心配することがない堅牢度が得られます。

puente's Ownd

0コメント

  • 1000 / 1000